会 告

第17回日本血液代替物学会年次大会(熊本)

開催日程2010年10月18日(月)~19日(火)
会場熊本市国際交流会館(熊本市花畑町4-8)
大会長小田切 優樹(崇城大学薬学部教授・熊本大学客員教授)
テーマ「血液代替物科学の最前線」
プログラム
10月18日(月)
09:30~09:40開会の辞
09:40~10:10
大会長講演
「アルブミンに夢を描いて35年」 小田切優樹(崇城大学薬学部) 座長:小林紘一(慶應義塾大学医学部)
10:10~12:00
シンポジウム(1) 「人工血小板の現状と将来」
オーガナイザー:半田 誠(慶應義塾大学輸血・細胞療法センター) 丸山 徹(熊本大学薬学部)
  • 1.「血小板の活性化機構:ADPの果たす役割」 冨山佳昭(大阪大学医学部附属病院輸血部)
  • 2.「血小板αIIbβ3インテグリンの活性化メカニズム」 鎌田徹治(慶應義塾大学医学部解剖学)
  • 3.「人工血小板の開発状況」 半田 誠(慶應義塾大学輸血・細胞療法センター)
12:00~13:00理事会
13:00~13:30評議員会
13:30~13:40休憩
13:40~14:40
特別講演(1)
  • 「新たな磁気共鳴画像化法の開発と酸化ストレス疾患の可視化」 内海英雄(九州大学先端融合医療レドックスナビ研究拠点、医薬品医療機器総合機構) 座長:小田切優樹(崇城大学薬学部)
14:40~15:00休憩
15:00~18:00
特別企画
「土田英俊教授メモリアルシンポジウム~人工酸素運搬体の臨床応用~」 オーガナイザー:小林紘一(慶應義塾大学医学部) 高折益彦(東宝塚さとう病院)
  • 1. はじめに 小林紘一(慶應義塾大学医学部)
  • 2.「Hb小胞体の開発の歴史と現状」 酒井宏水(早稲田大学バイオサイエンスシンガポール研究所)
  • 3.「Hb小胞体の動物投与の成績」 堀之内宏久(慶應義塾大学医学部呼吸器外科)
  • 4.「Hb小胞体の免疫応答への影響」 東 寛(北海道赤十字血液センター研究部)
  • 5.「Liposome-encapsulated Hb (LEH) の動物モデルでの投与成績-血液交換モデル、経骨輸血モデルでの知見-」 木下 学 (防衛医科大学校免疫微生物学)
  • 6.「Hb小胞体の体内動態特性に基づく安全性評価」 小田切優樹(崇城大学薬学部)
  • 7.「カプセル型人工酸素運搬体開発の現状 -非臨床から臨床へ- 」 金田伸一(テルモ株式会社研究開発本部)
  • 8.「完全合成系人工酸素運搬体の開発」 小松晃之(中央大学理工学部)
  • 9. おわりに 高折益彦(東宝塚さとう病院)
18:00~18:30総会
19:00~ 懇親会 (熊本交通センターホテル)
10月19日(火)
09:20~11:20
シンポジウム(2) 「細胞型ナノ医薬品の新展開」
オーガナイザー:武岡真司(早稲田大学大学院先進理工学研究科) 丸山一雄(帝京大学薬学部)
  • 1.「トランスフェリン修飾リポソームによる細胞内送達と癌治療への応用」 丸山一雄(帝京大学薬学部)
  • 2.「マルチターゲッティングDDSのための温度応答性ブロックコポリマーミセルの構築」 中山正道(東京女子医科大学先端生命医科学研究所)
  • 3.「リポソーム技術を基盤とする骨髄指向性ナノ医薬品の構築」 宗 慶太郎(早稲田大学先端生命医科学センター)
  • 4.「アミノ酸型脂質からなるpH応答性リポソームとナノ医療としての可能性開」 武岡真司(早稲田大学大学院先進理工学研究科)
11:20~11:30休憩
11:30~12:30
特別講演(2)
「生活習慣病の病態生理と治療戦略」 尾池雄一(熊本大学大学院生命科学研究部分子遺伝学) 座長:堀之内宏久(慶應義塾大学医学部呼吸器外科)
12:30~13:30
ランチョンセミナー (主催:一般財団法人 化学及血清療法研究所)
「肝疾患診療におけるアルブミン」 鈴木壱知(独協医科大学越谷病院消化器内科) 座長:小田切優樹(崇城大学薬学部)
13:30~13:40休憩
13:40~14:40
特別講演(3)
「がん治療の最前線」 馬場秀夫(熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学) 座長:高折益彦(東宝塚さとう病院)
14:40~15:00休憩
15:00~17:00
一般講演
座長:酒井宏水(早稲田大学バイオサイエンスシンガポール研究所)
  • 1.「HbV(liposome encapsulated hemoglobin)膜への晶質浸透圧、膠質浸透圧作用」 三宅誠司(大阪府済生会野江病院検査科)
  • 2.「ラットのin vivoでの抗原特異的な二次免疫応答に対するヘモグロビン小胞体(HbV) 投与の影響」 高橋大輔(北海道赤十字血液センター)
  • 3.「ラット希釈性貧血モデルに対する一酸化炭素ヘモグロビン小胞体投与の効果」 勢司泰久(慶應義塾大学医学部呼吸器外科)
  • 4.「外傷性大量出血時の大量輸血に伴う血小板減少病態時の人工血小板H12(ADP)liposome による止血制御効果」 西川可穗子(防衛医科大学校救急部)
座長:小松晃之(中央大学理工学部)
  • 5.「シミュレーションによる人工赤血球動態の流体力学的考察」 百武 徹(横浜国立大学大学院工学研究院)
  • 6.「ヘモグロビン小胞体の出血性ショックモデルラットにおける大腸菌増殖抑制効果」 田口和明(熊本大学大学院薬学教育部)
  • 7.「出血性ショックモデルラットにおける一酸化炭素結合型赤血球のチトクロームP450保護効果」 大柿 滋(熊本大学大学院薬学教育部)
  • 8.「α1-酸性糖タンパク質はS-ニトロソ化により抗菌活性を獲得する」 渡辺佳織(熊本大学大学院薬学教育部)
17:00~閉会の辞
演題募集締切り 締め切りました。
事務局 崇城大学薬学部
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(担当者 豊岡真希)